2013年12月10日

● 原発 容認 ・ 推進派の あなたへ

 原発を容認 ・ 推進していくためには、巨大な費用がかかります。電力会社だけで、対応出来るものではありません。
 国の税金を使うか、電気代を負担していくしかありませんが、それも、私たちが生きている間だけの問題ではありません。子どもや孫たち ・ 子々孫々にまで負担を強いていくほどのものです。

 使用済み核燃料 ・ 及び 再処理に伴って生じる 高レベル放射性廃棄物の処分のために、巨大な費用がかかります。
 巨額の費用がかかる前に、最終処分の計画 ・ 実施が出来ていません。

 小泉純一郎 元首相が指摘しているように、「トイレのない マンション」 の状態で、 “ 核のゴミ ” がどんどん貯められていって、行き場のないまま、現在2万8千トン(ウラン重量) にもなっていて、各原子力発電所とも、限界に近づいてきています。

「使用済み核燃料」 といいますのは、原子炉で大体3年間燃やしたあと、取り出した燃料棒のことです。
 ウラン ・ プルトニウムを大量に含む 高レベル放射性廃棄物です。その危険性と処理の困難さのため、その処理が世界的な問題となっています。

 現在、行き場がないまま、各原子力発電所の 「貯蔵プール」 に貯えられている 使用済み核燃料(核のゴミ) は、2万8千トンにもなっています。
 原発を再稼働すれば、この量は、年に約1000トンずつ、今後も増え続けていくことになるのです。

 一体、どうするつもりなのでしょうか。
 私たちも、真剣に、考えたいと思います。

  [ 処理の方法 ]
@ 青森県六ヶ所村にある再処理工場で(連続してトラブルを起こしています)、ウラン ・ プルトニウム酸化物と、高レベル核廃棄物に分離して、廃棄物の方のプルトニウムを除去したものを、どこか、300m地下の地層に処分します。

 しかし、この工場の再処理能力は、年間800トン程度ですので、現在の2万8千トンの核廃棄物を処理するだけでも、35年はかかります。
 又、たとえ、再処理が出来ても、その廃棄物の 最終処分地は、必要になってきます。

 それだけでは ありません。
 この時分離された、残りの方の酸化物は、りっぱな核燃料に生まれ変わってしまうのです。核兵器に転用することが、容易に可能なのです。

 さあ、どうしますか ?

A もう一つの 無責任な方法は、プルトニウムを除去するという再処理をしないで、そのまま頑丈な容器に入れて、地中深く埋めるという方法です。

 プルトニウムは、半減期だけで2万4千年もかかるのです。
 その間(かん)に、容器が退化したり・地層に変動があったりして、中のプルトニウムが外にもれるようなことになれば、もう、どうしようもありません。

 私たちだけではなく、1万年先の子々孫々にまで、費用だけでなく、危険な負債を負わせていくことになるのですよ !

※※ 更に もう一つのこと
 使用を終えた原発の 「廃炉」 のために、巨大な費用がかかります。

 これも又、電力会社だけで対応出来るものではありません。国の税金で補填するか、電気代を上げて、利用者が負担していくしかありません。
 このことも又、私たちが生きている間だけの問題ではありませんよ。子々孫々にまで、負担を強いていくことになります。

  ━ イギリスの トラウスフィニス原発の、小型炉の場合 ━
@ 2年間かけて、原子炉内の燃料棒を取り出す。
A 3年間かけて、汚染を取り除く作業をする。
B 原子炉の周りを、コンクリートで固めて、原発建屋の中で60年間、長期保管・管理す
  る。
C 使用済み燃料プールの、底の汚泥を取り除き、コンクリート壁を削り取る。
  出来てきた放射性廃棄物を、1辺3mの箱型のコンクリートケースに入れ、敷地内の巨
  大保管施設に、やはり60年間、長期保管・管理する。
D その後、建物を壊して原子炉を取り出す。
  更地にするのに30年。(2083年の予定)

 ※ 敷地内外で、1千人近くが働く。
   廃炉作業には、90年ほどかかる。
   総費用は、約1340億円。

 ※ これは、小型炉での廃炉の例でしたが、別のセラフィールド地区での 廃炉 ・ 除染に
   は、全体で、約3.95兆円かかる予定。 (作業が終わるのは、2120年)

 日本では、民間の電力会社が、建設から運転・廃炉まで対応する仕組みになっていますが、廃炉は、予想以上に大変なことで、複雑であり、巨額の費用がかかるのです。


 ●  使用済み核燃料 (核のゴミ) の処分 / 廃炉 のことを考えない
       原発 容認 ・ 推進は、ありえません !!!


 ( 2013.12.5 ネルソン ・ マンデラ 氏 逝去 95歳 )
マンデラ.jpg
posted by ukon3 at 15:39| Comment(0) | いろいろ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: