2013年12月26日

石綿禍 細る命の 訴え

  泉南訴訟 第2陣 控訴審 判決 「 国に責任 」

※ 私も、無二の 教会の信仰の友を、 「石綿 胸膜中皮腫」 で 亡くしています !

( 2013.12.26 朝日新聞より )
 大阪・泉南のアスベスト(石綿) 健康被害をめぐる集団訴訟の第2陣の控訴審判決が25日、大阪高裁であった。
 山下郁夫裁判長は、一審に続き国の規制の不備を認め、石綿関連工場の元従業員ら被害者33人のうち31人に、計約3億4千万円を支払うよう国に命じた。
 粉じん濃度規制の義務づけが遅すぎたことを、初めて国の責任と認めるなど、救済範囲を拡大。国の不作為は 「著しく合理性を欠き 違法だ」 と結論づけた。

 国のアスベスト(石綿) 規制は、後手後手にまわり、健康被害をもたらした ━━ 。
 判決は、国がやるべきことを怠った 「不作為」 の数々を列挙し、厳しく責任を指摘した。

 石綿の被害は、発症までの潜伏期間が長く、高度経済成長期の 「負の遺産」 が今になって表面化している。
 泉南訴訟の被害者の半数以上が既に亡くなり、高齢化した生存原告も、重い病気に苦しんでいる。
 国は、早期解決を求める原告らの声に、耳を傾けるべきだ。

● 石綿と健康被害
 石綿は、安価なうえ、耐火性や断熱性に優れていたことから、高度成長期の1960年代に輸入が増え、建材などに利用された。
 体内に吸収すると、繊維が肺などに刺さり、中皮腫や肺がん、石綿肺など呼吸器系の疾病を引き起こす。
 潜伏期間は長くて数十年で、「静かな時限爆弾」 とも呼ばれる。
 2012年に、中皮腫で死亡した人は1400人。10年前の1.7倍に上がっている。

アスベスト.jpg
posted by ukon3 at 18:05| Comment(0) | いろいろ
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