2014年01月28日

 バロック・オペラ 【 勇敢な婦人 ━ 細川ガラシャ ━ 】


● 上智大学創立100周年記念事業として、2014年1月26日(日)、京都府・長岡京記念文化会館において、 バロック・オペラ 「 勇敢な婦人 ━ 細川ガラシャ ━ 」 が 上演されました。
              ※
 第1部  細川ガラシャをめぐる対談
     細川家第18代当主夫人 細川佳代子 × 上智学院理事長 高祖(こうそ)敏明
 第2部  バロック・オペラ 「 勇敢な婦人 ━ 細川ガラシャ ━ 」
        細川ガラシャ・不変   豊田喜代美
        細川忠興・怒り      大城 治
        侍女いと(清原マリヤ) 大上幸子
    
        上演台本・演出     平尾力哉
        指揮・ピアノ       佐久間龍也
              ※

 壮絶な最期を遂げた 細川ガラシャの実話に基づき、シュタウトが作曲した音楽劇
『 勇敢な婦人 』。
 1698年の、ウィーンのハプスブルグ家宮廷における初演から、300年余りを経て、日本において上演されました。 ( 2013年12月26日 東京・紀尾井ホール / 今回 )

● この作品の、元々のタイトル
「 国外にも その名を馳せた 『 勇敢な婦人 』。または、キリスト教のために、あらゆる苦悩を乗り越えたことで有名な 丹後国の奥方 ガラシャ 」

・ この作品(音楽付き戯曲)は、1698年7月31日に、ウィーンの宮廷附属の イエズス会修道院の ギムナジウム (中高一貫教育の学校) において、オーストリア大公 レオポルドT世 夫妻の臨席のもと、ただ一回だけ上演されました。 (初演)
    作・演出  ギムナジウムの ヨハン・バプテスト・アドルフ神父
    作曲     楽士長の     ヨハン・ベルンハルト・シュタウト

● 今回の公演では、大規模な出演者を伴う演劇部分は、全面的にカットされています。
 また、実際に歌唱するのは、原作では 現実の人物(ガラシャ夫人など) ではなく、別の 内面を象徴する 「不変」など なのですが、同一者が演じ・歌う形をとっておられます。
 しかし、音楽面では、ほぼ オリジナル通りに 演奏されています。

※ ( 鑑賞した 妻の感想 )
  [ 私(久保田) は、残念ながら、出かけていけませんでした。 ]

・ 音楽演奏は、舞台下中央で、ピアノ(指揮)・ヴァイオリン2・ヴィオラ・チェロで行われました。
・ 1698年に初演された バロック・オペラの復活上演ということで、興味と期待をもって出かけて行きました。
・ 一つの懸念は、原語(ラテン語) で歌われるだろうから、内容がよくわからないのではないか ━━ ということだったのですが、ナレーションと 短い対話による劇部分が助けとなって、大体 理解することが出来ました。

・ ガラシャ夫人と その内面(「不変」) を表す舞踊の方が、白と赤で区別・統一されていて、二人が一つとなっているのを感じとれました。
・ 全体に、とてもよく準備されていて、それぞれの出演者が一つとなって、シンプルな中に、最高の働きをされていたと思います。
・ 最後に、出演者・関係者が手をつなぎ、舞台で礼をされた姿を見て、神のガラシャ
(恩寵) を感じました。
・ フランシスコ・ザビエルによって播かれた キリスト教の福音の種が実り、細川ガラシャ夫人に、そして、このオペラを鑑賞している私たちに 引き継がれていることを実感し、真実の主なる神に感謝しました。

ガラシャ.jpg

 ( 内田青虹 ・ せいこう / 画 )
細川ガラシャ.jpg

※ 「 ガラシャと私 そして歴史画 」 ( 内田青虹さんの講演 )
 http://net.a.la9.jp/kk/kk-kaiho/kk-2012/2012-95/p-02.html

※ 直接 関係はありませんが、 劇的序曲 「 細川ガラシャ夫人 」 (鈴木静一・作曲)
 http://www.youtube.com/watch?v=l-pAh7vuQjY

※ 島津亜矢 / 細川ガラシャ より 「 お玉 」
 http://www.youtube.com/watch?v=MS9H6CpV8hc

http://www.youtube.com/watch?v=XcdpqtBfF_o
posted by ukon3 at 11:36| Comment(3) | 山 右近 ・ キリシタン
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