2014年04月18日

【 主イエス ・ キリストの あゆまれた 最後の一週間 】 ( 4 )

● 今週 ( 4/13〜19 ) は、「 受難週 」 です。
 私たちの主イエス ・ キリストがあゆまれた、最後の一週間を 深く心に刻みつけたい 「 一週間 」 です。
 そして、次の日曜日 ( 4/20 ) が 「 復活節 ・ イースター 」 になります。

● 真夜中をすぎ、いよいよ 「 受難日 」 である、「 金曜日 」 になります。 「 過越の備えの日 」 です。

 真夜中のくらやみの中、群衆に引き連れて来られ、イエス・キリストは、大祭司カヤパの所にいます。夜が明けると、祭司長・律法学者や長老たちが集まって来て、サンヘドリンといわれる議会が開かれます。

 大祭司カヤパが、イエス・キリストに言います。
「 私は、生ける神によって、あなたに命じます。あなたは、神の子キリストなのかどうか、その答えを言いなさい。」
「 あなたの言うとおりです。なお、あなたがたに言っておきますが、今からのち、人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見ることになります。」
「 神への冒瀆(ぼうとく)だ! これでもまだ、証人が必要でしょうか。あなたがたは、今、神をけがす言葉を聞いたのです。どう考えますか。」
「 彼は死刑にあたる! 」 「 死刑にあたる罪がある! 」

 この当時、ユダヤの国は、大帝国ローマの支配下にありましたから、罪に定め、死刑を執行するのは、ローマのユダヤ総督であったピラトの許可が必要です。
 イエス・キリストをしばって連れ出し、総督ピラトに引き渡します。ピラトによる審問が始まりますが、イエス・キリストは、ほとんど何も答えられません。
「 あなたは、ユダヤ人の王ですか。」
「 あなたは、何をしたのですか。」
「 あなたは、王なのですか。」

 ピラトは、官邸を取りまく群衆に言います。
「 あなたがたが、ユダヤ人の王と呼んでいる、あの人を私にどうせよというのか。」
 「 十字架につけろ! 」
「 あの人が、どんな悪いことをしたというのか。」
 「 除け! 除け! 」
 「 十字架につけろ! 」 「 十字架につけろ! 」 「 十字架につけろ! 」 「 十字架につけろ! 」
 「 カイザルのほかには、私たちに王はありません! 」
 「 その者の血は、私たちや子どもたちの上に、かかってもいい! 」

 ピラトは、群衆の気げんをとり、イエス・キリストをむち打ちにした後、十字架につけるようにと、引き渡します。兵士たちは、イエス・キリストを連れて行き、紫の衣を着せ、いばらの冠を編んでかぶらせ、葦の棒で頭をたたき、顔を平手で打ち、つばをかけ、ひざまずいて拝んだりして嘲弄 (ちょうろう) します。
「 ユダヤ人の王さま、ばんざい! 」

 いよいよ、イエス・キリストは、ご自分で、十字架を背負って、総督官邸から、処刑の場所、エルサレムの城へきの外にある、“ どくろの地 ” ( ヘブル語で 「 ゴルゴタ 」、ラテン語で 「 カルバリ 」 ) といわれる場所に、出て行かれます。
 ほかに、二人の犯罪人が、イエス・キリストとともに死刑にされるために、引かれて行きます。

「 どくろ 」 と呼ばれている所に来ると、イエス・キリストを真中にして、ほかの二人の者を両側にして、十字架につけます。
「 ユダヤ人の王、ナザレ人イエス 」
と、ヘブル語とラテン語とギリシャ語で書かれた罪状書きを、十字架の上に掲げます。

「 神殿を打ちこわして、三日で建てる者よ。もし神の子なら、自分を救ってみろ! 十字架から降りてこい! 」
「 彼は他人を救ったが、自分は救えない。イスラエルの王さまなら、今、十字架から降りてもらおうか。そうしたら、われわれは信じるから! 」
「 彼は、神によりたのんでいる。もし神のお気に入りなら、いま救っていただくがいい! 『 わたしは神の子だ。』 と、言っているのだから。」

 イエス・キリストは、十字架上で、七つの言葉 を語られますが、第一のことば をかたられます。
『 父よ、彼らをお赦し下さい。彼らは、何をしているのか、自分でわからないのです。』
 兵士たちは、イエス・キリストの着物を分け、下着は、上から全部一つに織った、ぬい目なしのものだったので、一人にあたるように、くじをひきます。

 十字架にかけられていた犯罪人の一人が、悔い改めて、主イエス・キリストを信じます。
「 イエスさま、あなたが御国 (みくに) の位にお着きになる時には、私を思い出して下さい。」
 イエス・キリストの、十字架上での第二のことば
『 まことに、あなたにつげます。あなたは、きょう、わたしとともに、パラダイス (天国) にいます。』

 イエス・キリストの十字架のそばには、イエス・キリストの母マリヤと、マリヤの姉妹と、クロパの妻と、マグダラのマリヤが立っています。
 イエス・キリストの、十字架上での第三のことば 。母マリヤと、そばに立っている愛する弟子ヨハネに対して、
『 そこに、あなたの息子がいます。』 『 そこに、あなたの母がいます。』

 時刻は、十二時ごろになります。全地が暗くなって、三時ごろまで続きます。太陽は、光を失ってしまいます。
 三時ごろ、イエス・キリストは大声で、十字架上での第四のことば を叫ばれます。
『 エリ、エリ、レマ、サバクタニ。 わが神、わが神、どうしてわたしを、お見捨てになったのですか。』

 イエス・キリストは、すべてのことが完了したのを知られます。
 十字架上での第五のことば  『 わたしは渇く。』

 イエス・キリストは、さしだされた酸っぱいぶどう酒を受けられ、十字架上での第六のことば を語られます。 『 完了した。』

 そして、大声で叫ばれます。十字架上での第七のことば
『 父よ、わが霊を御手(みて)にゆだねます。』
 こう叫んで、息を引き取られます。

 神殿の幕が、上から下まで真二つに裂けます。
 そして、地が揺れ動き、岩が裂け、墓が開いて、眠っていた多くの聖徒たちの体が、生き返ります。
 兵士の一人が、イエス・キリストのわき腹を槍で突きさします。血と水が、流れ出て来ます。

 イエス・キリストの弟子でしたが、ユダヤ人を恐れて、そのことをかくしていたアリマタヤのヨセフという議員が、ピラトの許可を得て、イエス・キリストの体を取り降ろします。
 ニコデモも、没薬 (もつやく) とアロエをまぜ合わせた物を持って、やって来ます。
 亜麻布 (あまぬの) で巻き、すぐそばの園の、岩にほられた新しい墓に、イエス・キリストを葬ります。
 墓の入口には、石をころがしかけておきます。

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posted by ukon3 at 15:20| Comment(0) | 聖書 シリーズ
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