「 History is His story (歴史は、彼=神の物語) 」
※ 世界の歴史は、私たち人類が、思いのままに進めてきたものだと思っていますが、
さて、どうなのでしょうか。
世界の歴史の始まりが、旧約聖書の「創世記」 に記されている通り、主なる神による、
天地創造によってスタートしたのが真実だとしたら、世界の歴史の終末は、「ヨハネの黙示録」 に記されている形で終わっていくことも、真実であることでしょう。
世界の歴史は、「創世記」 に始まり、「黙示録」 で終わっていく ━━ 主なる神によって啓示(おおいをとりのけること) された、神の言葉をなぞっていっているものである、と言えそうです。
天地万物は、主なる神によって、完璧に創造されました。
すべてのものは、完璧な形で創造され、非常によかったのです。
どれもどれも、主なる神さまの、見事な芸術作品でした。
嵐も・津波も・高潮も・洪水も ・・・・・ ありませんでした。
干ばつ・地震・天変地異 ・・・・・ 戦争・泥棒・殺人・あらゆる悪 ・・・・・
悲しみ・叫び・苦しみ・病気・死も ・・・・・ ありませんでした。
すべてのものは、主なる神によって、完璧な形で創造されたのです。
ところが、最初に造られた、始祖である人間・アダムとエバが、主なる神に、忠告を無視して反逆の原罪を犯してしまい、天地創造の祝福が破壊されてしまいました。
自然はうめき・苦しむものになってしまい、私たち人類は、原罪をもって生まれ、罪を愛し・悪を受け入れ・原罪に支配されてしまうものになったのです。
天地創造の時点ではなかったものが、次々と起こるようになってしまいました。
殺人・差別・いじめ・災害・暴力・権力支配・姦淫・偶像礼拝 ・・・・・
いろんな宗教が生まれていった ━━ というと、カッコよく聞こえますが、神ならぬものが、おのが神として作り出されていきました。
こうした数々のことを推し進めようとする、「この世の君・悪魔(サタン)」 と、その手下の悪霊たち。
そして、それを阻止し、神の国を進展させていこうとする、主なる神と天使たち。
私たちは、そのどちらかの側に立って行動しているのです。
世界の歴史は、主なる神の側に立つ者と、この世の君・悪魔(サタン)の側に立つ者の、攻防の歴史である ━━ と言えそうです。
世界の歴史は、創造主なる神に対する背信と罪の歴史と、それに対する主なる神の、愛による回復の歴史である ━━ とも言えそうです。
「あなたは、うなじのこわい民である。
どんなにあなたの神、主を怒らせたか。
あなたがたは、主に逆らいどおしであった。
あなたがたは、あなたがたの神・主の命令に逆らい、主を信ぜず、その御声に聞き従わなかった。
あなたがたはいつも、主にそむき逆らってきた。」 (申命記 9章)
そして、こうした背信と罪の歴史のまっただ中に、神である主イエス・キリストが、送られてきたのです。
100%神であり・100%人間であるお方として、私たちの罪とさばきからの救い主として、主イエス・キリストが、誕生してくださったのです。 (クリスマス)
主の年(Anno Domini A.D.)がスタートしていきました。
今年は、主の年(A.D.)の2013年目。
この2013年間は、主イエス・キリストによる、「救世主」 としての、救いの歴史である ━━ とも言えるのです。
「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」
(マルコの福音書 16:15)
そして、まもなく、「黙示録」 に啓示されている、最後の審判・世界の終末とさばきの時がやってきます。
今の世界が、今後どのように進んでいくのかを知りたければ、「ヨハネの黙示録」 をお読みになってみてください。
世界は、「最後の審判」 で終わりではありません。
今、私たちが見ている天と地は過ぎ去り、新しい天と新しい地が準備され、主なる神を信じ・救われた者たちは、新天新地において、永遠のいのちを生きる者とされるのです。
世界の歴史が、「 History is His story (歴史は彼=神の物語)」 と わかっていれば、いかにドラマチックに・ダイナミックに進んでいっているかが、よくわかりますよ !
( ガーデンミュージアム 比叡にて by yasu )
